こんにちは。カウンセリングOneSelfの池口です。
私が「子育ての魔法の言葉」と勝手に呼んでいる言葉があります。
これ、かなり魔法の効き目があるんですよ!
まず、一つ目「すごいね!出来たね!」です。二つ目は「かっこいい~!or可愛い~!」三つ目は「あなたが大切だよ」です。
私は、自分の子どもが小さい頃は、毎日連発していました。
近所の子どもたちにも、友だちの子どもにも私とかかわった子どもたちに連発します。(o^^o)
言われた子どもは照れくさそうにする子もいれば素直に受け入れて喜ぶ子もいます。中には、言われ慣れていないのか目をまん丸くする子もいます。
だけど、「すごいね!」など自分を認めてくれる言葉をかけられて嫌な気持ちになる子どもは、あまりいません。
言われて嬉しい言葉、これは大人にも子どもにも大切な魔法の言葉だと私は感じています。
本来、子育てに正解や間違いはない!と私は思っています。(虐待は絶対にNGです!)なかでも、これは基本で大事!というものがあります。
それは、昔から言われてきた「子どもは褒めて育てよ」というものです。
褒められて、認められて育った子どもは自己肯定感が高く自分の価値を大事にして、自分を認め、他人に優しく思いやりもある。そんな子どもに育っていくはずだと、これまでの経験から私は感じています。
そもそも、自己肯定感って?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
自己肯定感が高いとは、どういうことでしょう。
「自分の存在そのものを認める」「ありのままの自分をかけがえのない存在として受け入れる」などの感覚のことです。だから、とても大切なことなのです。
・・・ということは、今、子どもと接するお父さん、お母さん、幼稚園の先生、保育士の方、学校、塾の先生等々そういった方々が子どもの自己肯定感を高めるために毎日の声かけや会話をしていく必要があるということになります。
既に実践されている方もいらっしゃると思いますが、まず、子どもの話をよく聞いてあげること。
例えば・・
子ども「今日ね、悲しかったよ。」
あなた「そうだったの。悲しかったんだね。」
という風に子どもの言葉をそのまま言葉に出して伝えると
それだけで子どもは「自分を認めてくれた!」と思います。
自分を承認してくれたと感じるのです。
そうすることで、子どもの自己肯定感は高くなっていきます。
また、現代社会には自己肯定感の低い大人が増えています。自己肯定感が低いとはどういうことでしょうか。例えば・・人間関係で嫌な思いをしてしまう。自分はダメな人間なのだと思い込んでしまう等です。他にも色々なことがあります。
自己肯定感は、子どもの頃に自分を認め、受け止めてもらえたかで、大人になって自己肯定感が高いのか、低いのかが表れてくると私は感じています。
毎日の子育てに、ぜひこの3つの魔法の言葉を子どもにたくさん伝えてあげてくださいね。目をキラキラさせ、あなたの言葉を待っている子どもたちに。。
※写真はイメージです フリー素材ぱくたそ